2023/03/08

須田一政「観光写真」展 1986



3月7日は須田一政さんの命日。写真は須田一政「観光写真」展/PAXギャラリーのDM。昨年、フジフイルムスクエアで開催された、人間写真機・須田一政作品展「日本の風景・余白の街で」が開催された、元となる1986年に富士フォトサロン(東京銀座)で開催された「日本の風景・余白の街で」には対をなす、もうひとつの写真展がある。それが「観光写真」展だ。

両展とも1986年に開催されている。「日本の風景・余白の街で」はメーカーギャラリーの富士フォトサロン(東京銀座)、「観光写真」展は自主ギャラリーのPAXギャラリー(東京目黒)。同じ時期に撮影された6×6フジクロームの写真だがセレクトのコンセプトが異なる。

「観光写真」展は、いわゆる観光地で撮影された写真ではない。ここで、観光と名付けられている場所はすべて自殺の名所である。DMのデザイン(配色、紙質)も印象的だ。須田一政さんに企画展をお願いしたとき、自主ギャラリーという自由で実験的な場所ということで、このコンセプトでの展示となった。学校を卒業して2年ほどの若者のお願いを快く受けて頂いた。レセプションパーティはギャラリーが狭いため隣のビルのレストランを貸し切って開催した。至福の時だった。

2022/12/10

東京綜合写真専門学校 後藤元洋ゼミ展 [drill]



東京綜合写真専門学校
後藤元洋ゼミナール展
[drill]
2022年12月10日(土)~12月16日(金)日曜休廊
11:00-19:00
(12/10は17:00まで、12/16は13:00まで)
GALLERY FOREST(東京綜合写真専門学校4F)
223-0051横浜市港北区箕輪町2-2-32
TEL045-563-3077 http://tcp.ac.jp
東急東横線.市営地下鉄「日吉」駅下車(徒歩7分)

2022/07/10

「珍宝海鮮舫」香港




1982年8月、東京綜合写真専門学校 須田一政ゼミナールの
香港旅行での写真。
撮影場所は「珍宝海鮮舫」香港

80年代、ポラロイド社の学生支援プログラムがあった。
機材とフィルムの提供があり、コンペの最優秀賞は、
ポラロイド社顧問のアンセル・アダムス(Ansel Adams)の
ワークショップ(米国)への派遣だった。
入賞は逃したが、その時、提供された機材とフィルムで撮影。

Polaroid SX-70 Land Camera

photo by GOTO Motohiro  1982

2022/06/18

東京綜合写真専門学校 後藤元洋クラス展[35.547312N:139.644244E]



東京綜合写真専門学校
後藤元洋クラス展
[35.547312N:139.644244E]
2022年7月9日(土)~7月15日(金)日曜休廊
11:00-19:00(7/9は17:00まで、7/15は12:30まで)
GALLERY FOREST(東京綜合写真専門学校4F)
223-0051神奈川県横浜市港北区箕輪町2-2-32
TEL045-563-3077  WWW.tcp.ac.jp
東急東横線.市営地下鉄「日吉」駅下車(徒歩7分)

2022/06/01

「ウルトラマン 81」



40年ほど前の東京綜合写真専門学校2年修了審査作品。
街頭でウルトラマンについての意識調査、インタビュー。
最後にあなたのウルトラマンのイメージを身体で表現してくださいとお願いし、
写真で記録。写真とインタビューテキストで構成。

「ウルトラマン 81」
-東京に於けるウルトラマンの身体的認識度を調査する-

撮影:1981年
カメラ:ヤシカフレックス
レンズ:ヤシマール80mm
フィルム:トライ-X
ゼラチンシルバープリント
Photo by GOTO Motohiro  1981

2022/04/16

重森弘淹氏と


photo by GOTO Motohiro 1980

初回授業で観せている写真。
1980年東京綜合写真専門学校の1年生時の修了審査の作品
「Jean Pigozziに捧ぐ」
300人と肩を組んで撮ったセルフポートレート。
ミシェル・フーコー Michel Foucault『監獄の誕生―監視と処罰』
(Surveiller et punir, Naissance de la prison)1975の影響下、
視る、視られるという「視線の権力」とはと悩んでいた頃の作品。
Canon FTb FD50mm f1.8 Kodak TRI-X 
重森弘淹氏と。

2022/04/06

授業が始まる


"self"  photo by GOTO Motohiro