須田一政「物草拾遺」(Akio Nagasawa Gallery Ginza)。1980年から2年間にわたり雑誌『日本カメラ』で連載された作品と、1982年の写真展からのヴィンテージプリント展。
東京綜合写真専学校の生徒として須田一政さんに出会った頃の写真。
添付写真は、1982年の須田一政「物草拾遺」ナガセフォトサロンのDM
ナガセフォトサロンはコダックの輸入総代理店の長瀬産業株式会社コダック製品事業部が運営。銀座並木通りにあった。銀座中央通りの松島眼鏡店の上には銀座ニコンサロン、数寄屋橋には富士フォトサロン、鳩居堂の上にはコンタックスサロンがあった。1980年代の話。
1980年代の写真の発表の場はカメラ雑誌かメーカーギャラリーだった。カメラメーカーや感材メーカーが無料で会場を提供していた。但し審査に通らなければならなかった。自由な表現の場は自分たちで作った。自費出版、自主ギャラリー。
添付写真はナガセフォトサロンのパンフ。
パンフのギャラリー写真の会場内で座って資料を読んでいる私が写り込んでいる。